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相続登記の手続きガイド:初心者でもわかる7つのステップ

  • lmhoumu1
  • 2024年12月19日
  • 読了時間: 5分
相続登記

はじめに

家族が亡くなった際、不動産を相続する場合に必要になるのが「相続登記」です。相続登記は、不動産の名義を亡くなった方(被相続人)から相続人に変更する手続きで、2024年からは義務化されてます。

しかし、相続登記は手続きが複雑で「何をすればいいの?」と戸惑う方も多いでしょう。この記事では、初心者でもわかりやすいように、相続登記を完了させるまでの7つのステップを解説します。

1. 相続登記とは?簡単なおさらい

相続登記とは、不動産の名義を亡くなった方から相続人へ変更する手続きです。これを行うことで、相続人が正式な所有者として法律的に認められます。

相続登記をせずに放置すると、次のような問題が発生する可能性があります:

  • 不動産を売却や活用できない

  • 将来的に相続人が増え、手続きが複雑になる

  • 2024年以降、義務化に伴い罰則(過料)が科される可能性がある


2. 相続登記を完了させる7つのステップ

ステップ1:相続人を確定する

まず、相続人が誰であるかを確定します。これは、遺産を誰が相続できるのかを明確にするための重要な作業です。

具体的な手順

  1. 被相続人(亡くなった方)の出生から死亡までの戸籍謄本を取得

    • 家族構成を確認し、相続人を確定します。

  2. 相続人全員の戸籍謄本を取得

    • 必要書類として法務局に提出します。

ポイント

  • 戸籍謄本は被相続人の本籍地の役所で取得できます。

ステップ2:遺言書の有無を確認する

被相続人が遺言書を残している場合は、遺言書の内容に従って相続手続きを進めます。

具体的な確認方法

  1. 公正証書遺言の場合:公証役場で検索可能。

  2. 自筆証書遺言の場合:家庭裁判所での検認手続きが必要。

ポイント

  • 遺言書がない場合は、相続人全員で遺産分割協議を行います。

ステップ3:遺産分割協議を行う

遺産分割協議とは、相続人間で相続財産の分配方法を話し合い、合意するプロセスです。

具体的な手順

  1. 相続人全員が集まり、不動産の分け方を決定する。

  2. 合意内容を「遺産分割協議書」にまとめ、全員が署名・押印。

ポイント

  • 全員の同意が必要。不一致がある場合は調停や裁判に進む可能性があります。

  • 司法書士や弁護士に相談するとスムーズです。

ステップ4:必要書類を揃える

相続登記には多くの書類が必要です。以下を確認して準備しましょう。

基本的な必要書類

  1. 被相続人の戸籍謄本(出生から死亡まで)

  2. 相続人全員の戸籍謄本

  3. 相続人の住民票

  4. 遺産分割協議書(遺言書がない場合)

  5. 不動産の固定資産評価証明書(市区町村役場で取得可能)

  6. 登記申請書(法務局のサイトからダウンロード可能)

ポイント

  • 書類の不備があると手続きが進まないため、慎重に確認しましょう。

ステップ5:登記申請書を作成する

相続登記の手続きには、「登記申請書」を作成して法務局に提出します。

記載する内容

  • 不動産の所在地や固定資産評価額

  • 被相続人および相続人の情報

  • 取得する不動産の持分割合

ポイント

  • 法務局の窓口で相談しながら作成するとミスを防げます。

  • 書類作成が不安な場合は、司法書士に依頼することを検討しましょう。

ステップ6:法務局に登記申請を行う

書類がすべて揃ったら、法務局に登記申請を行います。不動産の所在地を管轄する法務局で手続きを進めます。

提出方法

  1. 窓口での提出

  2. 郵送による提出

  3. オンライン申請(電子申請)

ポイント

  • 申請時に「登録免許税」を納付します。

  • 登録免許税の計算: 固定資産評価額×0.4%固定資産評価額 × 0.4\%固定資産評価額×0.4% (例:評価額1,000万円の場合 → 税額4万円)

ステップ7:登記完了後の確認

法務局での手続きが完了すると、相続人の名義で登記簿が更新されます。

確認方法

  • 登記簿謄本(登記事項証明書)を取得して、所有者名義が変更されているか確認します。

ポイント

  • 登記が完了したら、不動産の管理や税金(固定資産税)の支払いなど、新しい所有者としての責任が生じます。


3. 相続登記をスムーズに進めるポイント

① 早めに手続きに着手する

相続登記を放置すると、相続人が増えたり書類が取得できなくなるなど、手続きが煩雑化します。

② 専門家に相談する

司法書士や弁護士に依頼すると、手続きの負担を軽減できます。特に遺産分割協議が難航している場合は、早めに専門家のアドバイスを受けましょう。

③ 必要書類の取得漏れに注意する

戸籍謄本や住民票などの書類が揃っていないと、手続きが進みません。法務局や専門家に事前に確認しておきましょう。


4. まとめ

相続登記は、不動産を適切に管理し、将来のトラブルを防ぐために欠かせない手続きです。この記事で紹介した7つのステップを参考に進めることで、初心者でもスムーズに手続きを完了させることができます。


相続登記の7つのステップ:

  1. 相続人を確定する

  2. 遺言書の有無を確認する

  3. 遺産分割協議を行う

  4. 必要書類を揃える

  5. 登記申請書を作成する

  6. 法務局に登記申請を行う

  7. 登記完了後の確認

手続きが複雑な場合や不安がある場合は、司法書士や専門家に相談することで、安心して進めることができます。早めに対応し、スムーズに相続登記を完了させましょう!


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司法書士 望月大


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