相続登記を放置しないで!家族の未来を守るためにできること
- lmhoumu1
- 2024年12月18日
- 読了時間: 4分

相続登記は、不動産を所有する家族にとって重要な手続きです。しかし、相続登記を放置してしまうと、家族の未来に大きな負担やトラブルを残すことになりかねません。この記事では、相続登記を放置するリスクと、それを防ぐためにできる具体的な行動についてお伝えします。家族のために、今できることを一緒に考えてみましょう。
なぜ相続登記を放置してはいけないのか?
1. 将来の家族間トラブルを防ぐため
相続登記をしないまま放置していると、相続人間での話し合いや共有名義の管理が難航し、親族間のトラブルにつながることがあります。
実例:土地の利用を巡る争い
父親名義のまま放置されていた土地をめぐり、兄弟の間で利用方法について意見が対立。最終的に話し合いがまとまらず、裁判にまで発展しました。
教訓: 相続登記を早く済ませておけば、権利関係が明確になり、無用な争いを防げます。
2. 不動産の活用ができなくなる
相続登記がされていない不動産は、売却や活用が困難になります。
不動産を売却したくても、名義が故人のままでは売買契約が成立しません。
リフォームや新たな利用を考えても、所有権が不明確だと資金調達や許可が下りない場合があります。
3. 法改正で相続登記が義務化される
2024年4月1日から、相続登記が義務化されました。義務化により、相続開始から3年以内に登記を行わない場合、10万円以下の罰則が科される可能性があります。
「古い相続」も対象になる場合がある
これまで相続登記を放置していたケースでも、法律施行後に対応を求められる可能性があります。
法改正に伴う対応は、早めに動き出すことが肝心です。
家族の未来を守るために今できること
1. 家族全員で話し合いを始める
相続登記には、相続人全員の協力が必要です。まずは、以下のポイントについて家族で話し合いましょう:
誰が不動産を相続するか?
不動産をどう活用するか(居住・売却・賃貸など)?
遺産分割協議書の作成方法
スムーズに話し合うコツ:
家族全員が参加できるタイミングを設定する。
話し合いが難航する場合は、専門家(司法書士や弁護士)に仲介を依頼する。
2. 必要な書類を揃える
相続登記には多くの書類が必要ですが、早めに準備することでスムーズに進められます。
基本的な必要書類
被相続人(故人)の戸籍謄本(出生から死亡までのすべて)
相続人全員の戸籍謄本と住民票
不動産の登記簿謄本(法務局で取得)
固定資産税評価証明書(市区町村役場で取得)
遺産分割協議書(相続人全員で作成)
書類収集が難しい場合
専門家に依頼すれば、複雑な書類収集も代行してもらえます。
3. 専門家に相談する
相続登記の手続きは複雑で、初めて行う方には負担が大きいものです。司法書士に依頼することで、以下のようなメリットがあります:
書類作成や法務局への申請を代行。
不動産の権利関係や共有名義のアドバイス。
相続人同士の話し合いが難しい場合のサポート。
費用の目安:
登録免許税(固定資産税評価額の0.4%)
司法書士への報酬(約5万円〜10万円)
弊所は36,300円~
相続登記を放置する前に知っておきたいこと
登記を放置した場合のリスクまとめ
親族間のトラブルを引き起こす可能性。
売却や活用ができず、固定資産税だけがかかる。
2024年以降、罰則の対象になる可能性。
早めに行動するメリット
手続きがスムーズに進む。
相続人間のトラブルを未然に防げる。
不動産を自由に活用できるようになる。
まとめ:家族の未来を守るために、今すぐ行動を!
相続登記を放置することで家族に負担やトラブルを残さないためには、早めの話し合いと手続きが重要です。放置するリスクを避け、家族の未来を守るために、ぜひ相続登記を検討してください。
「どこから始めればいいかわからない」と感じる方は、専門家への相談が最善の第一歩です。私たちは、相続登記の手続きが初めての方でもわかりやすくサポートいたします。
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